110番非常通報装置とは

110番非常通報装置は、突発的に生命・身体に対する重大な危害が発生、あるいは発生するおそれがあるとき、110番通報ボタンを押すだけで非常事態を自動的に110番へ緊急通報することができる装置です。

  • 110番通報ボタンを押すだけで、非常事態の発生を通報場所の所在地などの情報とともに自動的に警察の110番指令室に通報するため、たとえば凶器を持った侵入者と対峙しているような状況でも非常事態を伝えることができます。110番指令室では、通報場所への逆信(呼び出し)電話で事案の内容等を確認できるようになっています。
  • 直接110番指令室につながる点で、警備員が通報を受理して対応する警備会社の通報機器とは異なります。
  • 自動通報を受信した警察側も、周辺の警察官を直ちに現場に急行させるとともに、緊急配備等によって素早く対応することができ、犯人の早期検挙や被害の拡大防止に役立ちます。

このように、110番通報ボタンひとつで警察力が集中投入されるという、防犯対策上きわめて有効なシステムです。

110番非常通報装置のしくみ

当協会では、110番非常通報装置を活用した防犯対策を対象施設ごとにまとめたDVDを制作し、防犯指導や講習に活用しています。以下のリンクからダイジェスト版をご覧いただけます。

一般の110番通報との違い

110番非常通報装置を使用することで、警察への連絡が自動的に行えます。

110番非常通報装置の効果

110番非常通報装置の活用で、早期の事件解決につながります。

導入実績と活用事例

金融機関以外への設置も進む110番非常通報装置が活用された事例を紹介します。

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